ひかりとかぜのとおりみち

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お知らせ

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いつもご愛読ありがとうございます。
しばらくの間、ブログとSNSをお休みします。次の活動に向けて、少し休憩です。
メールとメッセージは随時確認しますので、遠慮なくご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
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by on-dori | 2013-11-28 19:45 | E-M5 + M.ZD17mm f1.8

揺り起こす

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今回の展示は「祀り」でもありました、と書いたら誤解されちゃうかなあ。
わかる人にはわかってもらえると思うんだけど・・・。
でも、場の力を引き出す、揺り起こすというのは、そういうことなんですね。
芸能の起源は神事である、という意味は、とても単純であり、同時に、ものすごく深いと思うのです。
これは、ギャラリーでだけ展示していては、わからないままのことでした。
別に神秘的な話でも何でもないんです・・・と書いたら、ますます誤解されるか。
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by on-dori | 2013-11-26 21:26 | E-M5 + M.ZD17mm f1.8

終わりは始まり

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昨日、写真展「そのときの光」@西会津国際芸術村が無事終了しました。
今回の展示、本当に本当にいろいろな方々にお世話になりました。
お一人お一人のお名前を挙げて感謝の言葉を伝えたい気持ちでいっぱいです。
そして、遠いところ、決して便利とは言えない会場まで足を運んでくださった皆さまに心より御礼申し上げます。今月の芸術村の来場者数は過去最高を記録しているとのことです。これは決して、写真展のみの集客とは思いません。西会津国際芸術村、すなわち旧新郷中学校が持つ唯一無二の魅力と、そこに集う人々の思いが結集した結果です。
僕自身は、この素晴らしい舞台に身を任せて、思う存分、好きなことをやらせていただきました。個展を終えるたびにいつもしみじみと深い達成感を覚えるのですが、今回感じている充実感と喜びは格別です。写真家冥利、表現者冥利を噛み締めています。

芸術村はこれから、さらに活動的な場へ変貌してゆくことと思います。
それは「アート作品発表の場」として加速してゆくという面のみならず、地域社会が否応なしに直面しているさまざまな課題(人口減少、過疎化、高齢化、産業構造の変化、グローバル化等々)と火花を散らす最前線になるという意味でもあります。僕は、この芸術村は、木造校舎が生み出す温かな包容力をエネルギー源として、21世紀を生きる僕らがどうやったら充実した生を手に入れられるだろうという大きな、根源的な問いに向き合う大切な場になるに違いないと思っています。
どうかこれからも西会津国際芸術村の動向に注目してください。そして、応援よろしくお願いいたします。

さて、僕の写真家としての活動は、展示発表に関しては、今年はこれにて終了です。
年明け、1月18日(土)から2月16日(日)まで、仙台市内のカロス・ギャラリーにて公募企画展「Sha-gaku vol.7」への出展を予定しています。「Sha-gaku」には毎回、実験的な作風の写真を出展するのですが、今回も(一点のみではありますが)面白い作品を見ていただけると思います。
また、2月後半には、福島市内の「珈琲 楓舎」にて、2年ぶりとなる個展を開催予定です。こちらは作品集「音のない言葉」の展示になると思います。
これからも何卒よろしくお願いいたします。
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by on-dori | 2013-11-25 18:18 | E-M5 + M.ZD17mm f1.8

江口敬写真展「そのときの光」

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無事終了しました。大勢の皆様のご支援とご来場に心より感謝申し上げます。


江口敬写真展「そのときの光」
西会津国際芸術村(福島県西会津町)
10月20日(日)から11月24日(日)まで/10:00〜15:00/入場無料
【10月の休館日】21日(月)、22日(火)、23日(水)、30日(水)臨時休館
【11月の休館日】3日(日・祝)、5日(火)、11日(月)、18日(月)、19日(火)←臨時開館
11月3日を除き、会期中の土日祝はすべて開館します。

西会津町は、福島県の西の端、新潟県との県境に位置します。
芸術村は、廃校になった中学校の木造校舎を活用した町営のアート施設です。
このたび、教室や廊下など、校舎全体を舞台にした写真展を開催することになりました。
http://nishiaizu-artvillage.com/news/2013/10/01/eguchi/

【展示概要】
今回の写真展は、大きく二つの展示内容からなります。
メインとなる「そのときの光」は、芸術村の時間と空間を主役にした作品です。芸術村そのものを被写体として、写真を撮影したその場所に撮影された写真のプリントを展示するというコンセプトから出来上がっています。
もう一つ、2月に都内のiia galleryで開催した個展「光の森」を再構成した上で展示します。福島や沖縄などで撮影した、非日常の光と色に包まれた森の写真です。
どちらも、通常の写真展示ではなかなか見ることのない、大胆な展示手法を用いています(つまり、インスタレーションなのです)。
点数は合計で61点。大きなものでは、B0判のプリントを3枚展示しています。

【会場アクセス】
芸術村Webサイトの「アクセス」ページをご参照ください。とてもわかりやすいです。
途中、人家もない山の中のくねくね道を走りますが、道を間違えてはいませんので、大丈夫です。

【イベント】
11月9日(土)・10日(日)の2日間は「ナイトミュージアム」を開催します。
時間は、夕暮れから19時半頃まで。「夜に浮かぶ木造校舎 + アート + 音楽」の組み合わせ、ぜひお楽しみください。
《9日・10日》
*芸術村ライトアップ
*江口敬 写真と光のイルミネーション
《10日》
ヨコヤマタカシマDUO 即興JAZZライブ
16:30開場・17:00開演/入場料500円+投げ銭
無事終了しました。お集まりいただいた皆さま、ありがとうございました。

【作者在廊予定】
10月20日(日)準備が間に合わなくて「工事中」かも(笑)
10月27日(日)
11月2日(土)
11月9日(土)ナイトミュージアム!
11月10日(日)ナイトミュージアム! + 即興JAZZライブ!
11月24日(日)千秋楽!

【同時開催】
高橋洋子写真展「Keep Smiling」

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by on-dori | 2013-11-24 15:00 | DP2 Merrill

「ナントカナル」の精神と場の力

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齢四十を過ぎて「経験は大事だ」とシミジミ思うのです。
もちろん「経験がすべて」とは思いません。経験がそのままの形で何かの役立つこともまずありません。ただ、自分の人生に向き合うときの心構えの問題として、真っ暗な行く手を照らす懐中電灯のような役割を果たしてくれることは確かです。頼みの電池がどれほど残っているかは定かでありませんが、無いよりははるかにマシです。

7月に銀座のArt Gallery M84で個展「音のない言葉」を開催したとき、設営の段階で、事前に練っていたプランがまったく効果を発揮しない事態に直面し、途方に暮れたことがあります(この話、以前にも書きましたね)。
写真展というのは、一枚一枚の作品が個を主張するのみならず、お互いがお互いを引き立てあって、全体として足し算よりもさらに大きな掛け算の効果を実現できれば、成功と呼べるのではないかと思います。けれども、銀座の個展のときは、いざ会場で設営作業を始めてみると、おやまあ、足し算というより引き算、あるいは割り算のような事態に陥ってしまった。
自分の見込みが甘かった、と言えばそのとおりなのです。既に今年2度目の個展で、ギャラリーでの展示にもすっかり馴れてきた頃で、展示する写真のイメージの強度にも自信があったものですから、構成の部分に落とし穴があることに気がつかなかった。いや、はっきりしない不安のようなものはあったのですが、現地に行って、その不安が現実のものになるまで、見て見ぬふりをしていました。

その場をどうやって切り抜けたかと言えば、一つには、目の前の状況を綺麗さっぱり忘れて深呼吸し、構成を一から見直したこと。二つには、再構成に当たって、僕にとって最初の個展である「Beyond」とそれ以降の展示を(制作過程や作業工程を)思い返して、どこに全体像を決めるポイントがあったかを自分の中で急ぎおさらいしたこと。そして三つには、その場にいらした方々の的確な感想とアドバイス、です(今だから書きますが、とても素敵な女神さまが一人、いらしたんですね。彼女は「音のない言葉」展における幸運の女神さまです)。

今回の西会津国際芸術村での展示は、今までに経験したことのない大掛かりな、また、スタイルも異なるものとなり、開催の一週間くらい前からはそれこそ胃がキリキリと痛みました。が、それでも不安に負けてしまわずに開幕を迎えられたのは、これまでの経験がもたらしてくれた「ナントカナル」の精神と、多くの先人に愛され受け継がれてきた木造校舎の場の力のお陰だと思います。
展示とその構成においては、綿密なプランを準備することも大事ですが、それ以上に、場が持つ気配、特徴、方向性、どこまで包容力があるかといった点を丁寧に見極めることこそ肝要ではないかと思います。
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by on-dori | 2013-11-22 21:47 | DP2 Merrill

最後の在廊は千秋楽

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写真展「そのときの光」もいよいよ今週末までとなりました。
長い会期を大勢の皆さんに支えていただき、無事千秋楽を迎えることができそうです。
最後の在廊は24日(日)となります。会場でお会いできることを楽しみにしています。
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by on-dori | 2013-11-21 19:38 | DP2 Merrill

名残秋

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真っ盛りの紅葉とか、あるいは絶世の美女であるとか、そういった見るからに美しく勢いのあるものを表現するのは、実は写真は不得意なのです。
どちらかと言えば、古びたもの、崩れ始めたもの、どこか哀愁を漂わせるもの、そういった存在を切り取るとき、写真は俄然、能力を発揮します(もちろん、それだけではありませんが)。
「見るからに美しいもの」は「実物を自分の目で見る」からこそ美しいのです。
音楽が音楽でしか表現できない何かを表現しようとするように、絵画が絵画でしか描けない世界を描こうとするのと同じく、写真も写真の領分においてもっとも美しい光と影を引き出そうと努めます。
僕がテーマとして掲げる「日常のとなりにある、非日常の美しさ」とは、そういう意味です。
写真だからこそ気づくことのできる美しさが、世の中にはあります(写真というメディアが生まれたからこそ見出された美しさがあります、と言い換えてもよいかもしれません)。

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今回はすべてアートフィルターの「ジオラマ」モードで。
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by on-dori | 2013-11-20 20:49 | E-M5 + M.ZD17mm f1.8

そんな一日

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或る日、西会津国際芸術村の休憩室(旧家庭科室)に姿を現した書籍群。
某関係者が寄贈くださったもののようです。
美術、民俗、古典芸能などを中心としたラインナップ。いい感じです。

冬の、静かな、雪の日。
ふらりと芸術村を訪れ、ストーブの焚かれた部屋で珈琲を飲みながら本の頁をめくり、やって来たお客さん相手に来し方行く末を喋った後(もしかしたら誰も来ないかもしれない・・・)、日が暮れる頃に帰る。
そんな架空の一日を思い浮かべました。
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by on-dori | 2013-11-19 20:03 | DP2 Merrill

臨時開館のお知らせ

明日19日(火)の西会津国際芸術村は休館日の予定でしたが、「臨時開館」するとのことです!
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by on-dori | 2013-11-18 20:53

冬へ

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福島市郊外を「風花画廊/珈琲 楓舎」へ向けて駆け上ってゆく道です。
山は白いものを被りました。
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by on-dori | 2013-11-18 20:11 | E-M5 + M.ZD17mm f1.8