ひかりとかぜのとおりみち

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今日は福島県立美術館で開催中の「没後10年/橋本章展」を見て来ました。
橋本章(はしもと・あきら)は、戦後50年以上に渡り福島で活躍した前衛芸術家です。
元々は三重県四日市市の生まれですが、除隊後に奥さんの実家のある福島に移り住み、美術教師として教壇に立つ傍ら、亡くなるまで旺盛な作家活動を続けました。
橋本章という作家の存在は、友人の早坂智也君を通じて知りました。血の熱い彼をますます熱くさせたその訳が、作品を目の前にするとよくわかります。「前衛のための前衛」では決して無い、生命力と諧謔精神に溢れた絵と立体が、まるで見る者の胸倉を掴むかのように力強く迫って来ます。
今回の展示は、点数もそれほどではなく、正直、プライス・コレクション展(伊藤若冲ほか)が始まるまでの繋ぎの雰囲気が感じられなくもなかったですが、一度実物を見たいと思っていた大作「レンゴウカンタイ」に間近に接することができたのは嬉しかったですね。
あと、チラシの掲載作品が「共謀者」というのもよかった。なぜなら、2009年に早坂君と組んで開催した「絵と写真の二人展」のタイトルが「十月の共謀」だったので。僕は、橋本章の作品のことは知らずにこのタイトルにしたのですが、早坂君は知っていたのかな?


特集展示「没後10年/橋本章展」
福島県立美術館にて
2013年6月29日(土)から7月15日(月)まで(休館日:1日、2日、8日)
http://www.art-museum.fks.ed.jp/exhibition/hashimoto.html
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by on-dori | 2013-06-30 17:15 | DP2 Merrill

DMも

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準備できてます。
順次、配布していきたいと思います。
なお、ご希望の方は、メールやSNSのメッセージ、あるいは当ブログへの鍵付きコメントなどでお知らせください。
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by on-dori | 2013-06-29 11:08 | E-M5 + M.ZD17mm f1.8

週末は

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プリントは今週中に完了したので、週末は額装です。
展示に向けて綺麗に仕上がった作品を前にすると、いつも気持ちが上がるんですよね〜。がんばろ。
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by on-dori | 2013-06-28 20:53 | DP2 Merrill

落陽

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♪とーおきーやーまにーひーはおーちてー

ドヴォルザークの9番、余りにメジャーと言えばそのとおりなんですが、でもやっぱり、好きだなあ。
人生を肯定されている感じがします。
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by on-dori | 2013-06-26 20:03 | DP2 Merrill

嬉しいなあ。

来月の個展のことを、写真仲間の亀卦川宏人さんがブログで紹介してくれました。
コチラです。
ありがとうございます。
ちなみに、今回のメインイメージ、以前ブログとフェイスブックにアップしたことがあります^^
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by on-dori | 2013-06-26 19:38

「春」について

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現在、カロス・ギャラリー(仙台市)で開催中の公募企画展"Sha-gaku vol.6"
僕は「春」というタイトルの2枚組作品を出展しています。
今日はそのことについて書きたいと思います。

【制作の背景】
その名のとおり、春の瑞々しい息吹の表現を目指しています。
今年の4月に撮影したばかり。撮れたてをすぐさま料理し、プリントして、5月前半にはギャラリーに搬入していました(何と気の早い・・・)。
じっくり時間を掛けた作品作りが必要なときもあれば、鮮度と勢いが大事なこともあります。今回は、何と言おうと後者でした。素早い立ち回りは、写真というメディアのもっとも得意とするところでもあります。
プリント用紙には和紙を用いています。流れる雲のような模様が漉き込まれている用紙で、その文様と、モチーフとした樹々の枝ぶりが良好なマッチングを見せていると思います。
色合いは奇を衒わず、白木蓮の写真は薄いブルー寄りに、枝垂れ桜は薄桃色に仕上げました。全体に装飾性を重視した作品です。

【テクニカルな話】
カメラはいつもの「シグマDP2 Merrill」です。複雑に入り組んだ線も迷わず見事に描き分けてくれます。
ただ、副作用もあって、こうした被写体の場合、色収差(エッジ部分に出るグリーンやパープルの縁取り)が目立ちます。試しに、それらを9割方除去したバージョンも作ってプリントしてみたのですが、あら不思議、データとしては綺麗になったはずなのに、痩せ細った印象の、つまらない写真になってしまいました。ですので、収差を残したままプリントしています。ここいら辺に「写真の秘密」みたいなものが潜んでいそうですね。
用紙の銘柄は「ミュゼオピクトリコWASHI雲流(厚)」です。面白いペーパーで気に入っているのですが、残念ながら生産中止になってしまいました。

【ステートメント】
作者の制作意図を言葉で説明したのが「ステートメント」です。今回は「敢えて」やや詩的な言葉でまとめています。ステートメントとしては邪道の部類なのですが、ときには破調が似つかわしい場合もあり、かな。
こんな感じです。




他界した父が、亡くなる一年前の春、しきりに桜を見たがったことを思い出します。

春は僕に、「めぐる命」を(そして、自分自身も無数の命の戯れに混じって泳ぐ銀色の一尾で
あることを)あらためて思い起こさせてくれます。それも、年を追うごとに、強く。

枯葉色の景色を突き破り顔を覗かせる生命力の横溢は、どこか不安定で、ぐらぐらと、
まるで蜃気楼のように僕の目には映ります。

ぐらぐらと、ときに青白く、あるいは薄桃色に、パフュウムの炎を立ち上げながら。



お近くの方、あるいは、仙台にお越しの際は、ぜひギャラリーにお立ち寄りください。
http://kalos-gallery.com/exhibition/sha_gaku_vol6.html

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by on-dori | 2013-06-24 20:12 | DP2 Merrill

お知らせ

先月、カロス・ギャラリー(仙台市)で初個展を開催した樋口清之君が、新たにWebサイトを立ち上げたゾ、というお知らせ^^

http://firemouthfactory.jimdo.com
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by on-dori | 2013-06-23 19:11

今日のひと山

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今日の戸外はギラギラの日射し。
そんな中、家に籠って、来月の個展の展示作品をプリントしていました。
インクジェットプリントなので、ほとんどの作業はパソコンとプリンタがこなしてくれるわけですが、本番用のプリントはやはり緊張します(失敗するとコスト的負担も少なくないし・・・)。
それでも、使い慣れたプリンタと用紙、入念に繰り返したテストプリントのお陰で、すべて一発OK!
今日で約2/3が終了。残りは来週末に持ち越しです。
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by on-dori | 2013-06-23 16:30 | DP2 Merrill

未来

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「Sha-gaku vol.6」(カロス・ギャラリー/仙台市)のお話。

今回初めて出展した澤和孝さんは、福島県南相馬市在住です。
でも、先日のオープニングパーティで会うまでは、リアルワールドでは顔を合わせたことも喋ったこともなくて。
しばらく前にフェイスブックで知り合い、いろいろやり取りしているうちに、
「もしかしたら、写真の展示発表に興味あり、かな?」
と思って、誘ってみたのでした(「悪の道」に誘い入れちゃったかな〜)。
彼、コツン、と堅いものを、内側に宿しています。いや、あるいは、ガツン、かも。
今回の猫の写真から始まって、今後どういう方向に向かって伸びていくのか、とても楽しみです。
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by on-dori | 2013-06-22 12:36 | DP2 Merrill

始まる、楽しさ。

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来月個展を開催するArt Gallery M84は、先月オープンしたばかりのギャラリーです。
2月に個展を開催したiia galleryは、その前年の10月オープン。
「珈琲 楓舎」として定期的に展覧会を開催していこうという企画のトップバッターが、僕でした。
Kalos Gallery初めての公募展「Sha-gaku」に参加し、そのまま半年後には初個展。
ちょっと大袈裟に聴こえるかもしれませんが、そうした「一から歴史を作っていく」感覚が好きです。
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by on-dori | 2013-06-21 21:36 | DP2 Merrill