ひかりとかぜのとおりみち

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bob

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3月最終日の今日は、雪まじりの雨が降る、冬のような一日。
出掛けるのを諦め、部屋の中でカメラと遊ぶ。

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by on-dori | 2013-03-31 19:38 | DP2 Merrill

選ぶのって難しい!

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つい最近、カメラの購入について相談を受けました。
リコーのGXRか、シグマのDP3 Merrillを検討しているのですが・・・とのこと。
僕の持っている機材を基に、以下のように回答してみました。同じような検討をしている方もいるかもしれませんので、参考まで。

     * * *

GXRは、僕の少し前までのメイン機材で、中でもA12 50mmは、作品作りに大活躍してくれました。
一言で言うと、とても品のある描写をします。色再現は透明感があり、ピントの合った部分はとてもシャープで、その前後は柔らかです。モニタで見るよりも、プリントすると、その実力がよくわかります。
短所は、AFが遅くて、音もうるさいこと。あと、発売からかなり時間が経っていて、センサーもやや古い世代のものになってしまったことでしょうか(実用的には、何の問題もないと思いますが)。

DP2 Merrillは、現在のメイン機材です。
解像力もスゴイですが、独自のセンサーが生み出す色の深み、トーンの滑らかさも、他のカメラでは決して得ることができないものです。
レンズも、写真の隅々まで見事に描写します。
このシリーズのカメラは、他のカメラとは単純な比較ができません。気に入ったら、これ以外にない、です。
短所は、やはりAFが弱い。高感度も弱い。人工光源でのホワイトバランスが苦手。RAW撮りで実力を発揮するが、ファイルが巨大。RAW現像ソフトはメチャメチャ重たい。電池が保たない。

以上、簡単なインプレッションでした。
最後は、実際にカメラをいじってみたときのフィーリングですね^^
しっくりくるかどうか、いい写真が撮れそうな感じがするかどうか・・・。

     * * *
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by on-dori | 2013-03-30 22:37 | DP2 Merrill

心にあるもの

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最近はお坊さんの著作が一種のブームのような状況にありますが、その中で、四国八十八ヶ所霊場第五十七番札所栄福寺住職である白川密成さんの書く本は、言葉遣いは易しく優しく、とても丁寧に親切に書かれているのみならず、仏教の本質を真っ直ぐに伝えてくれる、貴重な存在だと思います。まだ三十代の若さなのに、偉いなあと思います。
処女作「ボクは坊さん。」(ミシマ社/2010年)がとても面白かった。さらに、一年ほど前に新作が出ました。「空海さんに聞いてみよう。」(徳間書店)です。
弘法大師の言葉を現代語に訳しながら、今を生きる我々にヒントを授けてくれます。
ずーっと読み進めて行って、最後に、こういう言葉が載っていました。引用させてもらいますね。

     * * *

遮那(しゃな)は中央に坐す
遮那は阿誰(たれ)の号(な)ぞ
本(もと)是(こ)れ 我が心王(しんのう)なり
 弘法大師 空海『遍照発揮性霊集(へんじょうほっきしょうりょうしゅう)』巻第一

遮那(大日如来)は中央におられます
遮那とは誰のよび名か
本来われわれの心のこと

(前略)・・・
「仏様」と言うと、何か自分とは遠い所にある、超越的な存在を思い浮かべる方も多いでしょう。しかしここで空海さんは、端的に「それは、私たちの心にあるものだ」と言われています。虚をつかれたように、驚いたり納得する言葉ですが、「仏教そのもの」とも感じます。
書き下し文の「心王」という言葉を少し詳しく述べると、仏教語で"心の本体、主体"という意味があります。
(後略)・・・

     * * *

牽強付会を承知のうえで書いてしまえば、「写真を撮る」という行為にも、似た側面があると思います。
なぜなら、写真によって表現したいものは、常に「私たちの心にあるもの」なのですから。
どんな遠いところまで旅しても、どんな珍しい被写体に出会ったとしても、それを撮って、見せるのは、その人の眼であり、心なのです。
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by on-dori | 2013-03-30 22:18 | DP2 Merrill

角砂糖のモノリス

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by on-dori | 2013-03-28 20:25 | DP2 Merrill

春の夢想

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例えば、ね。

元手として、取り敢えず100万円用意して、新人・若手の写真家の個展をあちこち見て回って、その中から「欲しい」と思った作品を少しずつ買い集めてゆく。
一点が数千円から数万円の世界だから、結構な数のプリントを集めることができる。
そして、ひと通り集まったら、それらを展示するコレクション展を開く。
ただ漫然と写真を眺めるよりも、「買うか、買わないか」という視点で接すれば、自腹を切るという形で評価するとなれば、見える景色がそれまでとはまったく違ってくるはず。
そういう人がほんの数人、現れるだけで、日本の写真シーンはガラッと変わる気がするな。
「◯◯さんが購入した」ということが、ステイタスとしての効果を持つかもしれない。作品を制作し発表することよりも、その「◯◯さん」になりたいという人が増えるかもしれない。

そんな、春の夢想。
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by on-dori | 2013-03-26 20:15 | DP2 Merrill

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世田谷美術館で見たエドワード・スタイケン写真展は、最初、現代の多様な写真と比べて退屈なように思え、自分の目と感覚をアジャストするまで時間が掛かりました。
また、俳優や女優、ファッションを撮影した写真よりも、そうでない人々(と言っても、庶民ではなく、演じる職業以外の有名人)のポートレートの方に、面白さやエモーショナルな印象を感じました。
一番良いなと思ったのは、アメリア・エアハート(女性初の大西洋横断飛行に成功したアメリカ人飛行士)を撮った一枚。

世田谷美術館
http://www.setagayaartmuseum.or.jp
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by on-dori | 2013-03-25 21:20 | DP2 Merrill

花の咲く日

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友人から連絡が入って、披露宴の日取りが決まったという。
ついては写真をお願いしたいと、正式に頼まれる。
会場には「友人に写真家がいるので、写真撮影は要りません」と断ったという。
ハイ、頑張ります^^
そちら方面の写真は、不慣れといえば不慣れだけど、気持ち込めて撮りますよぉ。
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by on-dori | 2013-03-24 21:15 | DP2 Merrill

もうひとり、こてんのひと。

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脇神聡さん、です。
四季を通じて東京23区内に佇むささやかな命「モノノアハレ」を作品化するというテーマ、僕もそれに近いことをしているので、シンパシーを感じます。
写真というのは、どこか遠いところに行かなくても、自分の目と心の持ちようによって、身近な場所に美しさと時間の永遠を感じ取ることができる(そしてそれを誰もが表現できる)、とても素敵なメディアなのです。
脇神さん、ご覧のように、とても珍しい展示方法を採用しています。檜の板にプリントを貼ってるんですよ。また、用紙には和紙を選んでいますが、一種類だけでなく、モチーフや表現に合わせて何種類もの和紙を使い分けています。
凝り性だし、チャレンジ精神が旺盛なんですね^^
ギャラリーが檜の香りに包まれる個展、今日までです!


脇神聡 写真展「野にあるように」
iia gallery
http://iiagallery.jp
2013年3月19日(火)から3月24日(日)まで
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by on-dori | 2013-03-24 11:39 | DP2 Merrill

こてんのひと。

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関根ミキさん、です。
いつもいろいろお世話になってます^^
写真の仕事に携わっていて、なおかつ、作品の制作発表をする方って、案外少ないんですよ。
「いつか個展を開いてみたいと思っていて、今回ご縁があったので、思いきって」
という彼女。柔らかく、率直で、凛とした写真たちが、とても心地よい空間を形作っています。
敢えてフレームを使わず、マグネットとピンで作品が宙に浮くようにセットした展示方法も面白い。カラープリントもご自身で手焼きしたという話をあとから小耳に挟んで、驚きました。
写真、本当に好きなんだなあ。皆さまぜひ、足をお運びください。


関根ミキ写真展「日、めぐりて」
現代HEIGHTS Gallery DEN
http://gendaiheights.sakura.ne.jp
2013年3月21日(木)から4月2日(火)まで/水曜休廊
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by on-dori | 2013-03-24 11:22 | DP2 Merrill

春の一日

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今日は、一足先に春を迎えた東京へ。
ちょっと欲張って、あちこち回りました。
渋谷Bunkamuraミュージアムのルーベンス展とか、下北沢にほど近い現代HEIGHTSでは関根ミキさんの初個展とか、もう一回渋谷に戻って田園都市線に乗り換えて世田谷区美術館のエドワード・スタイケン写真展とか、最後は日本橋小伝馬町のiiaギャラリーで脇神聡さんの初個展とか、です。
東京、少し肌寒かったけど、桜は満開。明日はもう、散り始め、かな。
そう言えば、渋谷の街を歩いたの、ものすごい久しぶりでした。もしかして、20年ぶりくらい?
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by on-dori | 2013-03-23 23:27 | DP2 Merrill