ひかりとかぜのとおりみち

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大晦日

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2012年も間もなく終わります。
今年はいよいよ四十代に突入した年で、何かが変わるのかとおもいきや、両肩とも四十肩になって苦しみました(笑・・・いや、ホントつらいヨ)。
元々、体力に自信のある方ではないので、この先、身体のことは、より一層気を配りながら生きていかなくてはなりません。
ご存知のとおり、年明け2月には都内で個展を開催します。個展、3年連続の開催になります。
正直、そういうふうになる予定や計画はまったくなかったのですが、その時々の物事の流れと言いますか、インスピレーションのようなものが働いて、こういうことになっています。
僕は、キャリアデザインといったことはろくすっぽ考えない質で・・・それには良い面と悪い面の両方があります・・・でも、人や場との出会いというのは、前もって組み立てることが決してできないものですから、僕はやはり、どちらかと言えば、天から降ってくるものの方を大事にしたいと思っています。
今年も本当に多くの皆様のお世話になりました。生かされています。明日に希望を繋ぐことができる形で、生きることができています。ありがとうございます。
どうかよいお年をお迎えください。
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by on-dori | 2012-12-31 14:20 | DP2 Merrill

色校正

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個展のDMの色校正が上がって来ました。
良い仕上がりだと思います。
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by on-dori | 2012-12-29 12:25 | FUJI X10

ギャラリーの

写真展情報はこちらです。
ステートメントや作家プロフィールが掲載されています。
http://iiagallery.jp/exhibition/20121225-4436.html
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by on-dori | 2012-12-27 22:06

又聞きの話

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今日、たまたま捲った小冊子に載っていたのだけれど、
「何のために人間は生きているのか、この世に存在するのか」
との問いに対して、リルケが与えた答えは、
「この世界の美しさ、石や水や花の美しさを誰かに知ってもらうため、誰かに認めてもらうため、人間が必要だった」
というもの。
「だから、一人として無意味な人間はいない。人の生というのは、全宇宙に肯定されているのだ」と。
又聞きの又聞きのそのまた又聞きみたいな話なので、引用にもなっていないんだけど・・・。
僕は、この考え、正しいと思う。
「正しい」というより、「しっくりくる」あるいは「そうあって欲しい」と願う。
人はなぜ美しいものを好むか、なぜアートというものが存在するのかということを、根底から解き明かしてくれる考え方でもある。
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by on-dori | 2012-12-27 20:44 | DP2 Merrill

こちらで

告知いただきました。
「来年の個展」などと悠長なことを言っていますが、実際にはあと一ヶ月ちょっと!
頑張って準備しますので、よろしくお願いいたします。

http://blog.livedoor.jp/iiagallery/archives/21624807.html
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by on-dori | 2012-12-25 23:10

今は

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昨日は出展作品のプリントを終え、額装品も2点、作ってみました。
今日は仕事から帰って来て、その2点を目の前に並べ、しばし盃を傾けていました。自分の写真を肴に酒盛りです(笑)
よい出来です。
これまでの作品に比べ、余計な肩の力が抜けています。それでいて、作品世界への無理のない吸引力があります。
自画自賛、笑ってください。
何かを表現する人間というのは、誰しも、出来上がったばかりの自分の作品こそが世界で最高だと信じているのです。でなければ、どうして、何かを作ったり発表したりなぞ出来るでしょうか。
そして、同時に、自分と自分の作品の至らなさ、弱みを誰よりもよく知っているのが、作者であるのです。

でも、今は、これでよしとしましょう・・・。
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by on-dori | 2012-12-25 21:58 | DP2 Merrill

メリー・クリスマス!

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今日はクリスマス・イヴでした・・・が、特にそれらしいことは何もせず、2月の個展で展示する写真のプリント作業に没頭していました。
予定よりも少し早めですが、時間のあるときに(ただし、年賀状が後回しに)。
これまでのテストプリントとは違って、厚手で大きなサイズのファインアート紙にプリントしていくと、写真の中の細かなディテールや色合いが力強く浮かび上がってきて、嬉しくなります。
明日から今年最後の一週間、しっかり仕事をして、年末年始はまた、個展の準備に励むとしましょう。

メリー・クリスマス!
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by on-dori | 2012-12-24 19:12 | DP2 Merrill

白鳥浜にて

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猪苗代湖畔まで行って来ました。もっと雪があるかと思ったら・・・だいぶ溶けてしまったようで。
田んぼの畦では白鳥がのんびりと食事中。カメラを構えながら少しずつ距離を詰めてゆくと、ある地点まで来たところで一斉に離陸。人里に暮らしていても、やはり野生の生き物なんですね。
ゴメンよ。次は邪魔しないから。
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by on-dori | 2012-12-23 17:08 | DP2 Merrill

Worlds end(Flower garden)

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先日の「2012コスモス展」(前期)への出展作品です。
もちろん、現実の光景とはまったく異なります・・・でも、「現実の光景」って、一体なんだろう?
「現実らしく見える光景」なら、よく目にするけれど。
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by on-dori | 2012-12-19 19:40 | GXR with 24-85mm

土曜、仙台で(その2)

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仙台のカロス・ギャラリーで始まった企画展「Hope for tomorrow」。
全員20代の出展者が、それぞれの思いの丈を写真に託して発表している。
高橋麻菜さん、樋口清之さん、吉野小雪さん、渡邊博一さんの4名。うち3名は、このギャラリーでの展示は初めて。
唯一、樋口君は(と、いきなり「君付け」になっちゃうけど)、これまでに何度も出展していて、僕は同じ福島市在住ということもあり、親しくさせてもらっている。
彼の口からは、今回の展示に掛ける思いを何度も聞いていたし、僕も気になっていたから、今日は樋口君のことを書きたい。

彼は、今回の展示作品を制作する過程で、すごく悩んだと思う。産みの苦しみを味わったかもしれない。
いや、今回に限らず、自分の表現の方向性を求めて、ずっと苦しんでいた。
感想やアドバイスを求められるたびに、僕はその場の思いつきであれこれ好き勝手なことばかり喋ったから、彼はますます混乱したかもしれない。
その中で、何度か繰り返し伝えたのは、「もっと明るい写真を撮ろう」ということと、「エンターテインメントが足りないよ」という二点だったと思う。
若い頃は、誰しもそういう傾向があるのだけれど、でも、僕は彼には、ひねこびた純文学みたいな写真を撮って欲しくなかった。樋口君は、根っこの太い人だし、日々の生活に根ざしたポジティブな写真を撮れる人だと思ったので、僕は彼の新作を見るたび、ひとしきり初見の感想を並べたあと、判で押したように同じアドバイスを伝えた。
彼は、頑固だった。頑固に、余り面白くない純文学を撮り続けた。意味有りげなモノクロの写真を展示し、何だかよくわからないステートメントを書いて写真の横に貼り付けた。
表現者は、頑固者でなくては務まらない。今回も(モノクロからカラーにはなったけれど)流行らない純文学を貫いてきた。中に、とてもいい写真が2枚あった。変な喩えかもしれないけれど、まるで余命数ヶ月の人の目に映し出された世界のような、清新で、見晴らしが良くて、かつ、何とも言えない切なさを湛えた写真だった。それらが、彼がこの先さらに撮り続けようと目指している世界なのかどうか、僕にはわからなかったが、いい写真だと思った。彼にもそう伝えた。

新しい自分を見つけ出そうともがく時間は、それを求めた人間にだけ許される特権だ。
樋口君、僕はこれからはもう、先輩面してあれこれ口を挟むつもりはないので、どうか安心してくれ。
そして、心の赴くままに自分の世界を切り開いて行ってくれることを、望む。
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by on-dori | 2012-12-17 20:26 | FUJI X10