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ひかりとかぜのとおりみち

カテゴリ:E-M5 + SIGMA60mmF2.8( 23 )

春へ

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写真展「音のない言葉」、昨日で無事終了しました。
ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。
特に今回は、会期中に前代未聞の大雪となり、福島市内は一時、交通マヒ状態ともなったものですから、安堵感もひとしおです。最終盤に体調を崩してしまったのは、僕の不甲斐なさです。
雪の影響を鑑みて、会期を一週間延長してくださった「珈琲楓舎」の齋藤さん、「風花画廊」の後藤さん、あらためまして深く御礼申し上げます。今回も大変お世話になりました。
今年もまた、福島に春が訪れようとしています。一年で一番美しく、生命力にあふれる季節がやって来ようとしています。会期中は人の腕ほどの太さがあったツララも、今ではすっかり溶けてしまっているでしょうか。
今後ともよろしくお願いいたします。
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by on-dori | 2014-03-04 19:57 | E-M5 + SIGMA60mmF2.8

今週末は

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写真展「音のない言葉」は、会期中最後の週末を迎えます。
会場へは、3月1日(土)の午後に、顔を出したいと思っています。
よろしくお願いいたします。

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by on-dori | 2014-02-28 08:07 | E-M5 + SIGMA60mmF2.8

ご案内

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福島市の「珈琲楓舎」にて開催中の写真展「音のない言葉」は、この作品集による2度目の写真展です。
最初の写真展は、昨年7月から8月にかけて、東京・銀座の「Art Gallery M84」にて開催されました。
その折に、ギャラリーにてKindle版電子書籍による写真集を発行し、Amazonにて販売しておりますので、ご案内します。Kindle版電子書籍は、Kindle端末を所有していなくても、スマートフォンやタブレット端末のアプリでご覧いただくことができます。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00EU7DURE/ref=tsm_1_fb_lk
また「珈琲楓舎」では、展示作品の額装プリントの販売も行っておりますので、お気軽にお尋ねください。
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by on-dori | 2014-02-25 20:20 | E-M5 + SIGMA60mmF2.8

Q & A

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写真に限らないことですが、何かを表現しようとするとき、内なる自分を相手に、長い、無言の対話が交わされます。「無言」ではありますが、そこで交わされる言葉の数からすれば「喧しい」と形容してもおかしくない、肯定と否定とが幾重にも折り重なった、終わりのない対話です。
一方で、現実の世界において、生い立ちも考えも異なる他人と交わした会話が、自分の内部ではまだ明瞭に形を伴っていなかった言葉や感覚を呼び覚ますことがあります。
昨日、写真展の会場で、
「いつ頃、どういうきっかけで、こうした写真を撮るようになったのですか? こうした写真を撮るようになる以前は、いわゆる『写真らしい写真』を撮っていたのでしょうか?」
と訊かれました。
今回の「音のない言葉」の写真たちは、ご覧になった方はおわかりのとおり、写真作品というよりも、版画や抽象絵画を思わせる表現が多くを占めています。中には「カメラを使って撮った」ということが唯一、写真である証のような作品も含まれています。
「もちろん、以前は、ごく普通の写真を撮っていました。今でも撮ります」僕は答えました。「いつ頃、どういうきっかけだったかは、自分でもよく覚えていません。ただ、写真を撮るという行為を続けてゆく中で、自分が出会った美しいもの、写真によって表現したい何ものかを、より純粋に、より美しく表現しようと努めているうちに、いつの間にかこのような形になった、そう思います」
振り返ってみれば、このようなことを率直に質問され、答えたことは、今までにない経験でした。何となく(自分の中では当たり前のように)考えていた中味が、思いがけなく形を与えられました。ありがとうございます。
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by on-dori | 2014-02-24 19:54 | E-M5 + SIGMA60mmF2.8

段々と

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雪はまだあちこちたっぷり残っていますが、生活はだいぶ元通りに戻ってきたよう。
「珈琲楓舎」を訪れるお客さんも、段々といつもの週末に近づいてきました。
今日も会場で、いろいろな方と展示作品についてお話することができました。
ご案内のとおり、写真展「音のない言葉」は会期が一週間延長になって、3月3日(月)まで開催中です。
2月25日(火)がお休みです。

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by on-dori | 2014-02-23 18:03 | E-M5 + SIGMA60mmF2.8

貴重な時間

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まだ足元の心配が残る中、写真展にいらしてくださった皆さま、ありがとうございました。
明日も、午後の二、三時間、顔を出せればと思っています。
よろしくお願いいたします。

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by on-dori | 2014-02-22 20:03 | E-M5 + SIGMA60mmF2.8

良い天気ダ!

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今日は良い天気になりました。
写真展「音のない言葉」@珈琲楓舎、12時から19時まで開催中です。
是非お越しください(作者は18時頃まで会場に居る予定です)。
http://g-kazahana.com/kaedesha
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by on-dori | 2014-02-22 10:47 | E-M5 + SIGMA60mmF2.8

手習い

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今日、書店で「NHKラジオテキスト/英語で読む村上春樹」を買って来ました。
一番の理由は、日曜日に読んだ毎日新聞の書評に興味を惹かれたから、ですが、ちょっと英語を勉強してみたい、という目論見もありまして。
いや、勉強する、なんて大袈裟で、英語にほんの少し頭を慣らしてみる、くらい・・・。
「音のない言葉」をKindle版写真集にするに当たって、ステートメントの英訳を載せることになり、そのときにものすごく苦戦したのです。周囲の方々の助けを借りて、何とか形にすることはできましたが、さすがに少々懲りました。
もちろん、テキストを買ったはよいものの、「積ん読」化する危険性は大いにありますが。
余裕のあるときに、パラパラとページを捲ってみようと思います。
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by on-dori | 2013-09-02 20:38 | E-M5 + SIGMA60mmF2.8

タイミング

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昨日は水曜日だったのですが、どうしてもこのタイミングで行っておきたいと思い、仙台のカロス・ギャラリーに顔を出して、オーナーの佐藤剛さんと話をして来ました。
ギャラリーのブログでも触れられていますので、興味のある方は読んでみてください。
http://kalos-gallery.blogspot.jp/2013/08/blog-post.html

こうして写真作家を名乗り、活動を続けていられるのも、大勢の方々の支えがあってこそ。その中で佐藤さんとカロス・ギャラリーは、僕にとって羅針盤のような役目を果たしてくださる人であり、場所なのです。
最近では、顔を出すといつも(いくらかは写真絡みの)世間話がほとんどで、具体的に「次はどんな展示をやりましょうか?」なんて相談をすることはまず無いのですが、そうした取り留めのない会話を交わすうちに、自分の立ち位置や方向性をアジャストできている感じです。
昨日は全体の半分くらい、僕が「グルスキーは凄かった」という話をし続けたんですけどね(笑)
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by on-dori | 2013-08-01 21:54 | E-M5 + SIGMA60mmF2.8

カタログ的、量子的

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先週の日曜日のことになりますが、国立新美術館で「アンドレアス・グルスキー展」を見ました。現代における最先端、最高峰とみなされるドイツ人写真家の作品展です。

会場を訪れる前は、大きな期待はしていませんでした。プリントが億単位で取引されると聞いて、話題先行型の、メディアが作り上げた偶像なのかとも疑っていました。あるいは「グローバル経済」という名のクライアントが自らの宣伝のために雇った究極の広告写真家なのではないか、とも。
「(同じドイツ人写真家である)ヴォルフガング・ティルマンスの方が、僕は好きだな」
などと、子供っぽい感想を前もって抱いたりもしていました。
実際には、まったく違いました。
パーフェクトな眼と手と頭脳の働きによって創り出された、至高の世界がそこには存在しました。
あくまで僕の個人的な感覚に依りますが、以下のような感想を持ちました。列挙します。

・コンセプト先行の臭みをまったく感じない。巨大で、圧倒的な存在感を放つ作品群だが、そのような展示につきものの押し付けがましさは、皆無。まるで意識の内奥に耳を澄ますような静けさに満ちている。
・彼にとって、コンセプトとは、アート界の厳しい北風を遮るために羽織った「上着」のようなものではないか。僕には、彼が、秀徹した美意識をすべての基盤とする作家に思える。加えて、生真面目な諧謔性。美意識重視という点ではティルマンスとの共通性を強く感じる。ただし、ティルマンスのような血の匂いや、エロスの表出は無し。
・写真は自由だ、と言っている。
・カタログ的。量子的。日本における写真は、一枚一枚の写真同士の関係性及び作品全体として、何らかの物語(すなわち、情緒)を不可欠とみなす傾向があるが、そうした感覚をブルドーザー的に押し潰す物量と密度とを備えている。「カタログ的」とは、日本のポートフォリオレビューでは悪い評価として使われる用語だが、今回のグルスキー展を見たあとでは、物語性に頼った作品構成のあり方が、やけに古臭いものに思えてくる。
・新しい時代の写真を撮らなくては。この写真展を見てしまったからには。しかし、グルスキーも、ティルマンスも、その背中は余りにも遠い。そして、彼らの背中を追い掛けたところで、何の意味もないのだ。


アンドレアス・グルスキー展
http://gursky.jp
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by on-dori | 2013-07-29 21:17 | E-M5 + SIGMA60mmF2.8