ひかりとかぜのとおりみち

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News!

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事後報告になってしまい申し訳ないのですが・・・。
今日の夕方、FCT福島中央テレビ「ごじてれChu!」にて、同時開催中の高橋洋子さんの写真展と西会津国際芸術村が紹介されました。
http://nishiaizu-artvillage.com/officialblog/2013/11/04/fct/
高橋さんは地元出身、芸術村の前身である旧新郷中学校の卒業生です。芸術村10周年と、卒業生による初めての作品展開催ということで注目されました。
インタビューもあり、芸術村それ自体も含め、かなりしっかりと紹介されていました。
僕の作品も要所要所で映していただきました。
これでさらにお客さんが増えてくれると嬉しいなあ。

今週末は9日(土)と10日(日)の2日間、在廊します。
この週末だけの特別イベント「ナイトミュージアム」開催です。
ぜひぜひ、ご来場ください。
http://nishiaizu-artvillage.com/news/2013/10/28/nightmuse/
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by on-dori | 2013-11-06 19:53 | DP2 Merrill

プリントについて

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プリントについて、少し書きたいと思います。

芸術村で写真展を同時開催している高橋洋子さんのプリント、10年ほど前にプロラボで手焼きしてもらったものだと伺いました。専門用語では「タイプCプリント」と呼ばれるもので、インクジェットではない、昔ながらのカラープリントのことです。
今日、これから見に行こうと思っている亀卦川宏人さんの写真展も同じ「タイプCプリント」を使っていると聞いて、楽しみにしています。
丁寧に作られたカラープリントを目の前にすると、蝋を塗ったような艶やかさと深みのある発色を兼ね備えた、言うなれば「視覚を通じて触覚を刺激する」ような風合いが感じられ、とても良いなと思います。

最近は、写真プリントもインクジェットプリンタを用いて作られることがほとんどです。僕の場合もそうです。
インクジェットプリントとタイプCプリントではそもそもの仕組みに大きな違いがあるため、同じ「写真プリント」であっても別物と考えた方が良いとも言えますし、一方でプリントそれ自体の仕上がりに今や顕著な違いは見出せないことから、敢えて優劣を下す性質のものではないようにも思われます。これらのことを踏まえたうえで、僕は、インクジェットプリントにはタイプCプリントに比して、次のような利点があると考えます。

(1)自宅で、自分自身の手で、納得の行くまでプリントを繰り返すことができる。
(2)大判プリントが比較的安価・簡便に実現できる。
(3)顔料インクと画材用紙の組み合わせにより、旧来の「写真プリント」とは異なる、落ち着いたマットな質感のプリントを作ることができる。

(1)に関しては、利点が8割、弱点が2割だと認識しています。作品制作においては、一から十まで作家が作業することが必ずしも良い結果につながるとは限りません。他人の目と手が入ることで、より良くなる場合があります。
(2)のお陰で、大判プリントだからと言って驚くことも少なくなりました。
(3)こそがインクジェットプリントの真骨頂ではないかと、僕は感じています。

こう書くと自慢のように聞こえてしまうかもしれないので恐縮ですが、個展開催のたびに、プリントの仕上がりを褒めていただくことが多いです。(今回の西会津国際芸術村での展示は違いますが、通常は)販売を前提として展示している以上、プリント品質の向上は必要不可欠だと思っています。
とは言え、何か特別なテクニックがあるかというと、実は何もないのです。ごく普通に、写真のデータをフォトショップからプリンタに向けて流しているだけです。プリンタは、エプソン社製の、少し古い型のもの。
もしいくらかでも人と違っている部分があるとすれば、これまで尋常でない枚数を刷って来たので、その経験値を基に、撮影の段階からプリントの仕上がりまでを見越して作品制作していることでしょうか。
カメラやレンズ、プリンタといった機材はなるべく一つに固定して、使用する用紙も数種類に絞り込み、「こういうデータを作れば、こういうプリントができる」という自分流のレシピを早めに構築すること、そして、繰り返しプリントを重ねながら微調整することが、いいプリントを作るためのコツではないかと思います。
それと、これはかなり我流な考え方なので誰もが応用できるとは限りませんが、プリンタで表現可能な色域であるとか、カラーマッチングの正確性といった、データと理屈の側面に足を掬われないよう注意することも大切です。僕は、プリント全体としての調和が実現できていれば、多少の破綻はよしと考えます。あるいは、少しくらい細部が破綻している方が、人間の目には心地よいプリントとして見えたりするものなのです。その匙加減は難しいのですが、そうしたところにこそ作家の個性が現れるのではないかとも思っています。
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by on-dori | 2013-11-03 13:20 | DP2 Merrill

秋の光線

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今日も、写真展会場の西会津国際芸術村には多彩な顔ぶれが集い、賑やかな一日となりました。
また、芳名帳を拝見しますと、週末以外でも、遠方の方、近在の方、ご来場くださっているようで、本当にありがとうございます。
今日は天候にも恵まれ、秋の光線が校舎内を美しく照らし出してくれました。
アップした写真は、DMの撮影ポイントにもなっている1階廊下の突き当り。今の季節、午後からはこの方角、この角度で光が入るんですね。
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by on-dori | 2013-11-02 21:43 | DP2 Merrill

さあ!

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写真展「そのときの光」
いよいよ20日(日)開幕です。
明日、西会津へ行って展示作業。
今回はいつにも増して、現場での勘働きが勝負どころ。
ワクワク、ひやひや、です。

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by on-dori | 2013-10-18 18:58 | DP2 Merrill

西会津はココがオススメ!

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僕の西会津町オススメ・ポイントは、次の3つです!

【SLばんえつ物語号】*
新潟と会津若松を結ぶSL列車が、風光明媚なJR磐越西線を走り抜けます。
町内にある駅は「野沢」「上野尻」「徳沢」の3駅。これらの駅名を耳にしただけで景色が浮かぶそこのあなた、相当に「鉄分過多」ですヨ(笑)

【味噌ラーメン】
「会津野澤宿味噌ラーメン」、県内ではかなりメジャーになって来ました(と思う)。
野菜たっぷりチョイ辛めの味噌ラーメンは、食べると腹の底から温まります。
http://www.nozawa-miso.com

【日本の田舎の原風景】
山と山の間に開けた小盆地に集落が点在する西会津町。
高速道路や鉄道が通る中心部から少しだけクルマを走らせ、山道を辿ると、驚くほど懐かしさ溢れる「正しい日本の田舎」が広がります。
雪を被った飯豊山の麓、美しい紅葉もぜひ楽しんでください(今月はまだちょっと早いかな)。

この秋はぜひ、静かで熱い山里・西会津へ!


*「SLばんえつ物語号」の運転日は「10月12日から11月24日までの土休日」です。野沢駅の発車時刻は、下り(会津若松行き)が12:18、上り(新潟行き)が16:35です。
山一つ越えたJR只見線を走る「SL只見紅葉号」の運転日は11月2日と3日の2日間です(それぞれ会津若松と会津川口を一往復)。
芸術村での写真展と見事に重なってます^^
汽笛、聴こえるでしょうか・・・。
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by on-dori | 2013-10-15 21:00 | DP2 Merrill

ギャラリー

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カロス・ギャラリーのオーナー佐藤さんのブログ。
http://kalos-gallery.blogspot.jp/2013/10/blog-post_15.html
カロス・ギャラリーは、出展者へのケアが本当に手厚いです。展示のイロハを「一から」というより「ゼロから」学べます。

僕はこれまで幾つかのギャラリーで写真展を開いてきました。
同じ「ギャラリー」と言っても、持ち味はすべて違います。
大きさや形、方針、全体の雰囲気、得意な分野、その他いろいろ。
で、それぞれの場所で「ここで写真展を開こう」と決断した決め手は何だったか、振り返って考えてみると、ギャラリーのスタッフの方と二人三脚で、個展の二週間とか一カ月といった時間と空間を一緒に作り上げてゆくことができるかどうか、そう信じられるか、それに尽きると思いました。
集客力のあるメーカー系ギャラリーでの個展開催に憧れる方は多いと思いますし、著名ギャラリーでキャリアアップを狙うのも大いにアリだと思います。
要は、展示を通じて自分が実現したいものは何なのか、求めるものは何か、その部分の見極めで選択も変わってくるように思います。
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by on-dori | 2013-10-15 20:11 | DP2 Merrill

旅先で珈琲

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それにしても、コーヒーって、淹れるお店や人によって味わいがまったく違ってくるのが面白いですね。
この前、秋田に行ったときは、佐藤忠明さんの個展会場がカフェと併設だったので、その「08 COFFEE」さんで飲んだところ、僕の好みの味(深煎りで、甘め)を伝えたら、コロンビアを勧められて、とてもバランスの取れた味わいで美味しかった。
お店の目の前が秋田県立図書館なのですが、不思議とその雰囲気に合っている。寸法とか、角の合わせ方とか、そうした一つひとつの組み立てを疎かにしていない、そんな印象を受けました。
その日、お酒をご一緒した田村さんは、同じく秋田県の湯沢市で「caffe gita」というお店を開いていて、前に一度、訪問したことがあります。杉木立に囲まれた隠れ家のような静かなカフェ。
田村さんのコーヒーはねえ、とても華やかです。何て表現すればいいんだろう。一見、秋田的な静謐さの中に包まれているのですが、封を切ると、閉じ込められていた豆の個性がいっぺんに花開くような。
・・・などと、知ったようなことを書いていますが、あちこち旅した先でコーヒーを飲むのは、とても楽しいのです。
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by on-dori | 2013-10-12 13:36 | DP2 Merrill

珈琲の淹れ方

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「珈琲 楓舎」の齋藤さんが淹れるコーヒー、とても好みです。
初めて飲んだとき、オオッ!と思った。コーヒーって、こんなにも複雑で美味しい飲み物なのか、と驚きました。齋藤さん、いつもネルドリップで丁寧に淹れています。
どうやったら自分も美味しく淹れられるだろうと思い、訪れる度に一挙手一投足をジッと観察し(笑)、あるいは直接、コツを尋ねたりしています。おかげで、自宅でもだいぶまともに淹れられるようになって来ましたが、上達の歩みいまだ遅く(うちではペーパードリップで淹れています。味が安定しないのが目下一番の課題・・・)。
「いろんな人に淹れ方を訊いたり、本を読んだりしたけれど、皆、言っていることや書いていることが違う。ならば、自分で考えて工夫しようと思った」
と齋藤さん。
うん、そうですよね。どの世界も同じですね。
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by on-dori | 2013-10-12 12:38 | DP2 Merrill

そういうこと

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アートというのは「生きること」そのものだと、最近つくづく思う。
別に、アートでなくても構わない。例えば仕事でも、例えば子育てでも、何だっていい。
全身全霊でそのことに打ち込んでいるうちに、あるとき、自分の中にあるスイッチがパチンと切り替わって、それまで「生きている」だった人生が「生きる」に変化する。
くすんだ色にしか見えていなかった身の回りの景色が、突如、見たこともない輝きと熱を帯び始める。
僕は写真家だから、それを写真に撮ろうと思う。絵に描こうとする人もいるだろうし、物を作ることで表現する人もいるだろう。土を耕す人も、デザインする人も、ビジネスチャンスに繋げる人も、人助けする人も、数限りなく、いろんな人がいるだろうと思う。そういうことなのだと、思う。
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by on-dori | 2013-10-10 20:58 | DP2 Merrill

チャレンジ

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カロス・ギャラリーのオーナー佐藤さんがブログで、写真展「そのときの光」をご紹介くださいました。
http://kalos-gallery.blogspot.jp/2013/10/blog-post_9.html

DMの写真に添えられた言葉は一文のみ。
「新しい世界に飛び込むことに、理由なんかいらない」と。
ありがとうございます。嬉しいです。
今回「写真展」と銘打っていますが(確かに「写真展」なのですが)、実質的にインスタレーションです。初めての経験です。それも、あんなに大きな会場。不安はもちろんあります・・・が、予定調和でないからこそ、チャレンジのし甲斐があるというものです。
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by on-dori | 2013-10-09 20:35 | DP2 Merrill