ひかりとかぜのとおりみち

カテゴリ:DP2 Merrill( 227 )

会津漆器で珈琲を

a0049639_1159129.jpg

こんにちは。
「ふくしまデスティネーションキャンペーン『非公式』フォトグラファー」の江口です^^

今日は会津漆器のご紹介です。
少し前になりますが、福島市松川町の「おおつき庵」(おおつき画廊)で開催されていた「会津漆器職人の会展」に行って来ました(以前に工房を訪問させていただき、お茶碗を作っていただいた木地師の石原晋さんからのご案内)。

会津漆器は安土桃山時代、蒲生氏郷の治世に遡る歴史ある工芸品です。
また、漆を使った技法そのものは、日本列島を始めとした東アジアにおいて極めて古くから活用され、縄文時代の遺跡からも発掘されているようです。

「会津漆器職人の会展」は平成8年に第1回が開かれて以降、今年で18回目とのこと。今回、9名の塗り師・蒔絵師・木地師の皆さんの作品が展示販売されていました。
上の写真は、会場で購入した木地師の荒井勝祐さん作の「そば猪口」です。
素材は桑の木。このように木目がはっきり見えるのは「拭漆」と呼ばれる技法だそうです。僕はこの技法の漆器が好みです。それとどうやら、木地師の方が作る器に興味を惹かれるようです。荒井さんのこの器は、力強い木目と、掌に寄り添うようなウネウネとした削りが気に入りました。
本来「そば猪口」ではあるのですが、我が家では珈琲カップとして使わせてもらうことに。ガラスや陶磁器に比べ熱伝導性が低いところも、この用途に向いているのではないかと思います。
[PR]
by on-dori | 2013-12-14 12:34 | DP2 Merrill

魔法の時間

a0049639_20524913.jpg

東京の表参道交差点近くにある老舗の喫茶店。
「日本一」との呼び声も耳にします。
入居しているビルの建て替えのため、今月いっぱいで閉店とのこと。
しばらく待った後、満席の(しかし、静かな)店内をカウンターへ案内されました。
ちょうど目の前で、奥様と思しき方がドリップを。
微動だにしない姿勢のまま、珈琲を淹れる腕だけが滑らかに動きます。
どこか魔法のよう。あるいは、じっと見入ってしまう催眠術のよう。
いただいた珈琲は深く、シャープで、非の打ちどころのない味、香り、温度。
あんなに休み無く淹れ続けているのに・・・本当に魔法を知っているのかもしれない。
今回が初めてで、恐らく最後の訪問です。

[PR]
by on-dori | 2013-12-09 21:08 | DP2 Merrill

Tokyo's

a0049639_17584828.jpg


あと6枚
[PR]
by on-dori | 2013-12-08 18:02 | DP2 Merrill

江口敬写真展「そのときの光」

a0049639_22441099.jpg

無事終了しました。大勢の皆様のご支援とご来場に心より感謝申し上げます。


江口敬写真展「そのときの光」
西会津国際芸術村(福島県西会津町)
10月20日(日)から11月24日(日)まで/10:00〜15:00/入場無料
【10月の休館日】21日(月)、22日(火)、23日(水)、30日(水)臨時休館
【11月の休館日】3日(日・祝)、5日(火)、11日(月)、18日(月)、19日(火)←臨時開館
11月3日を除き、会期中の土日祝はすべて開館します。

西会津町は、福島県の西の端、新潟県との県境に位置します。
芸術村は、廃校になった中学校の木造校舎を活用した町営のアート施設です。
このたび、教室や廊下など、校舎全体を舞台にした写真展を開催することになりました。
http://nishiaizu-artvillage.com/news/2013/10/01/eguchi/

【展示概要】
今回の写真展は、大きく二つの展示内容からなります。
メインとなる「そのときの光」は、芸術村の時間と空間を主役にした作品です。芸術村そのものを被写体として、写真を撮影したその場所に撮影された写真のプリントを展示するというコンセプトから出来上がっています。
もう一つ、2月に都内のiia galleryで開催した個展「光の森」を再構成した上で展示します。福島や沖縄などで撮影した、非日常の光と色に包まれた森の写真です。
どちらも、通常の写真展示ではなかなか見ることのない、大胆な展示手法を用いています(つまり、インスタレーションなのです)。
点数は合計で61点。大きなものでは、B0判のプリントを3枚展示しています。

【会場アクセス】
芸術村Webサイトの「アクセス」ページをご参照ください。とてもわかりやすいです。
途中、人家もない山の中のくねくね道を走りますが、道を間違えてはいませんので、大丈夫です。

【イベント】
11月9日(土)・10日(日)の2日間は「ナイトミュージアム」を開催します。
時間は、夕暮れから19時半頃まで。「夜に浮かぶ木造校舎 + アート + 音楽」の組み合わせ、ぜひお楽しみください。
《9日・10日》
*芸術村ライトアップ
*江口敬 写真と光のイルミネーション
《10日》
ヨコヤマタカシマDUO 即興JAZZライブ
16:30開場・17:00開演/入場料500円+投げ銭
無事終了しました。お集まりいただいた皆さま、ありがとうございました。

【作者在廊予定】
10月20日(日)準備が間に合わなくて「工事中」かも(笑)
10月27日(日)
11月2日(土)
11月9日(土)ナイトミュージアム!
11月10日(日)ナイトミュージアム! + 即興JAZZライブ!
11月24日(日)千秋楽!

【同時開催】
高橋洋子写真展「Keep Smiling」

a0049639_20521685.jpg

[PR]
by on-dori | 2013-11-24 15:00 | DP2 Merrill

「ナントカナル」の精神と場の力

a0049639_21435097.jpg

齢四十を過ぎて「経験は大事だ」とシミジミ思うのです。
もちろん「経験がすべて」とは思いません。経験がそのままの形で何かの役立つこともまずありません。ただ、自分の人生に向き合うときの心構えの問題として、真っ暗な行く手を照らす懐中電灯のような役割を果たしてくれることは確かです。頼みの電池がどれほど残っているかは定かでありませんが、無いよりははるかにマシです。

7月に銀座のArt Gallery M84で個展「音のない言葉」を開催したとき、設営の段階で、事前に練っていたプランがまったく効果を発揮しない事態に直面し、途方に暮れたことがあります(この話、以前にも書きましたね)。
写真展というのは、一枚一枚の作品が個を主張するのみならず、お互いがお互いを引き立てあって、全体として足し算よりもさらに大きな掛け算の効果を実現できれば、成功と呼べるのではないかと思います。けれども、銀座の個展のときは、いざ会場で設営作業を始めてみると、おやまあ、足し算というより引き算、あるいは割り算のような事態に陥ってしまった。
自分の見込みが甘かった、と言えばそのとおりなのです。既に今年2度目の個展で、ギャラリーでの展示にもすっかり馴れてきた頃で、展示する写真のイメージの強度にも自信があったものですから、構成の部分に落とし穴があることに気がつかなかった。いや、はっきりしない不安のようなものはあったのですが、現地に行って、その不安が現実のものになるまで、見て見ぬふりをしていました。

その場をどうやって切り抜けたかと言えば、一つには、目の前の状況を綺麗さっぱり忘れて深呼吸し、構成を一から見直したこと。二つには、再構成に当たって、僕にとって最初の個展である「Beyond」とそれ以降の展示を(制作過程や作業工程を)思い返して、どこに全体像を決めるポイントがあったかを自分の中で急ぎおさらいしたこと。そして三つには、その場にいらした方々の的確な感想とアドバイス、です(今だから書きますが、とても素敵な女神さまが一人、いらしたんですね。彼女は「音のない言葉」展における幸運の女神さまです)。

今回の西会津国際芸術村での展示は、今までに経験したことのない大掛かりな、また、スタイルも異なるものとなり、開催の一週間くらい前からはそれこそ胃がキリキリと痛みました。が、それでも不安に負けてしまわずに開幕を迎えられたのは、これまでの経験がもたらしてくれた「ナントカナル」の精神と、多くの先人に愛され受け継がれてきた木造校舎の場の力のお陰だと思います。
展示とその構成においては、綿密なプランを準備することも大事ですが、それ以上に、場が持つ気配、特徴、方向性、どこまで包容力があるかといった点を丁寧に見極めることこそ肝要ではないかと思います。
[PR]
by on-dori | 2013-11-22 21:47 | DP2 Merrill

最後の在廊は千秋楽

a0049639_19323636.jpg

写真展「そのときの光」もいよいよ今週末までとなりました。
長い会期を大勢の皆さんに支えていただき、無事千秋楽を迎えることができそうです。
最後の在廊は24日(日)となります。会場でお会いできることを楽しみにしています。
[PR]
by on-dori | 2013-11-21 19:38 | DP2 Merrill

そんな一日

a0049639_2003329.jpg

或る日、西会津国際芸術村の休憩室(旧家庭科室)に姿を現した書籍群。
某関係者が寄贈くださったもののようです。
美術、民俗、古典芸能などを中心としたラインナップ。いい感じです。

冬の、静かな、雪の日。
ふらりと芸術村を訪れ、ストーブの焚かれた部屋で珈琲を飲みながら本の頁をめくり、やって来たお客さん相手に来し方行く末を喋った後(もしかしたら誰も来ないかもしれない・・・)、日が暮れる頃に帰る。
そんな架空の一日を思い浮かべました。
[PR]
by on-dori | 2013-11-19 20:03 | DP2 Merrill

新ドリッパー参上

a0049639_1225697.jpg

第何次、なのかはわかりませんが、珈琲がブームみたいです。
書店に行くと、珈琲を特集した雑誌やムックがいくつも並んでいます。
ついつい熱心に読み込んでしまいます。
影響されて、どの誌面でも強力にオススメされている「ハリオV60透過ドリッパー」を購入してみました。
「ネルドリップに近い」のが売りらしいです。週末しかドリップしない身としては、ネルは管理面で敷居が高いので、興味津々です。
使ってみると、ナルホド、とても淹れやすいです。珈琲の味と香りがストレートに出て来る感じがします。
・・・でも、素人としては、あれこれ薀蓄語らず、凝り過ぎず、素直に丁寧に淹れるのが一番なのかなあ^^;
[PR]
by on-dori | 2013-11-17 12:28 | DP2 Merrill

二つのこと

a0049639_1053531.jpg

ご縁があって、復興支援のことをほんのちょっとだけお手伝いさせていただいています。
「3.11復興支援 絵はがきプロジェクト」といいます。
宮城県気仙沼市の印刷会社で作った絵はがきを、首都圏の或る商店街で販売する取り組みです。絵はがきに載せる写真は、被災3県の在住者が撮影したもの。
去年の秋に撮った猪苗代湖の写真を使っていただきました。
僕は、作品を通じて震災や原発事故のことを取り上げるつもりはありませんが、自分自身も含め、この土地に暮らす人々がどうしたら元気に生きていけるかを、いつも考えていたいと思っています。


a0049639_10151765.jpg

今月の始め、仙台に行ったときに購入した革製のブックカバー。
カロス・ギャラリーを通じた写真仲間でもある草刈博之くんが手作りしています。
来年3月までチャレンジショップをオープンしていて、場所はクリスロード商店街沿いの「東北ろっけんパーク」2階。
ブランド名は「LITY MADE」といいます。
丁寧に作られた、良いものです。大切に使いたいと思います。
http://lity-made.jugem.jp
[PR]
by on-dori | 2013-11-17 10:24 | DP2 Merrill

週末の在廊

a0049639_19542534.jpg

明日の在廊ですが、午後(13時あるいは14時頃)からになります。
土曜日は良い天気のようですが、日曜日は天気が荒れて、月曜に掛けてかなり冷え込むとの予報なので、念のためタイヤ交換してから出掛けようと思います。
明後日は開館時刻から在廊する予定です(今週末は泊まり掛けです)。
ナイトミュージアムにいらっしゃる皆さまも、気をつけていらしてください。
それでは、週末の西会津国際芸術村でお会いしましょう!
[PR]
by on-dori | 2013-11-08 20:03 | DP2 Merrill