ひかりとかぜのとおりみち

a0049639_1647430.jpg

今日は福島県立美術館で開催中の「没後10年/橋本章展」を見て来ました。
橋本章(はしもと・あきら)は、戦後50年以上に渡り福島で活躍した前衛芸術家です。
元々は三重県四日市市の生まれですが、除隊後に奥さんの実家のある福島に移り住み、美術教師として教壇に立つ傍ら、亡くなるまで旺盛な作家活動を続けました。
橋本章という作家の存在は、友人の早坂智也君を通じて知りました。血の熱い彼をますます熱くさせたその訳が、作品を目の前にするとよくわかります。「前衛のための前衛」では決して無い、生命力と諧謔精神に溢れた絵と立体が、まるで見る者の胸倉を掴むかのように力強く迫って来ます。
今回の展示は、点数もそれほどではなく、正直、プライス・コレクション展(伊藤若冲ほか)が始まるまでの繋ぎの雰囲気が感じられなくもなかったですが、一度実物を見たいと思っていた大作「レンゴウカンタイ」に間近に接することができたのは嬉しかったですね。
あと、チラシの掲載作品が「共謀者」というのもよかった。なぜなら、2009年に早坂君と組んで開催した「絵と写真の二人展」のタイトルが「十月の共謀」だったので。僕は、橋本章の作品のことは知らずにこのタイトルにしたのですが、早坂君は知っていたのかな?


特集展示「没後10年/橋本章展」
福島県立美術館にて
2013年6月29日(土)から7月15日(月)まで(休館日:1日、2日、8日)
http://www.art-museum.fks.ed.jp/exhibition/hashimoto.html
[PR]
by on-dori | 2013-06-30 17:15 | DP2 Merrill