ひかりとかぜのとおりみち

「Sha-gaku vol.5」のこと(その1)

a0049639_19323139.jpg

カロス・ギャラリー(仙台市)の公募写真展「Sha-gaku」は今回で5回目を迎えます。
http://kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html
言ってみれば、同ギャラリーの「看板商品」のような位置づけでしょうか。
僕は、第1回と第3回に続いて、3度目の参加。と言うことは、次は第7回に出展?

以下、出展作品に対する僕の感想です。あくまで、僕の・・・。

会場に入ってすぐのスペースは、秋田の中島祥崇さん。
今年の春に開催された「Photo Style vol.1」の人気投票で上位2名に選ばれ、今回、ギャラリーの半分を使って小個展に近い展示を行っています。
まず、その勇気ある姿勢に二重丸。
「そのうちに・・・」などと言い訳せず、思いきって展示にまで踏み込めるのは、間違いなく一つの才能。
大きく2部構成になっている中で、写真家の渡部さとるさんへのオマージュと思わせる一枚から始まる前半部分が、とてもリリカルで僕は好み。後半は、綺麗だけど、まだ凝縮していない感じ。

福島の小田紗優美さん。
彼女は今、写真に恋してるんだね。
彼女も、中島さんと同じで、自分を世の中に問い掛ける勇気を持っている。
ちょうどギャラリーに在廊していたので、いろいろ話をしたんだけど、例えば「一つの練習として、自分の中でテーマを決めた撮り方をしてみると、自分の撮りたいものや方向性なんかが見えてくるかもしれない」みたいなことを(先輩風を吹かせて)アドバイスしてみました。

ニューヨークから出展の北村優さん。
以前、日本を発つ前にカロスでお会いしたことがあります。
僕があれこれ口を挟む余地のない、洗練されたモノクロ作品。
ただ、一点だけ。
「スキャンダラスなテーマであり、モチーフであるはずなのに、ある種の荒々しさも含まれている作品なのに、安心して見ることができてしまうのはなぜ?」

福島隆嗣さんに関しては、先日、個展のことに触れたばかりですね。
こちらでの作品は、モデルの少女の存在感に尽きるのかなと思います。

同じ展示会に出展している人の作品だと言うのに、あれこれ好き勝手書いてしまいました。すみません。
でも、褒めるだけじゃない(あるいは、貶すだけじゃない)写真展の感想って、余り見掛けないから・・・。
[PR]
by on-dori | 2012-10-02 20:25 | DP2 Merrill